アルファ碁とHAL☆

By | 2016年3月20日
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Googleの人工知能が世界最強の囲碁棋士の1人と名高い韓国のLee Sedol九段との5連戦の最終局を制したそうです。

実は20年ほど前にIBMのディープ・ブルーと、チェスの世界王者カスパロフの対局がありました。

その時は「ブルートフォース」(総当たり)と呼ばれる手法が使われたそうで、これは、コンピュータが瞬時に可能な手を全て計算し、最適な選択肢を選ぶというものだそうですが、囲碁はチェスとは比べ物にならないほど複雑なため同じ手法は使えないので囲碁が最後の砦とされていました。

この数の多さゆえ、現在のコンピューターの能力では計算が不可能だと言われており、人間に勝つ日はもっと先だというのが一般的な認識でした。しかし、今回グーグルが開発したアルファ碁ディープラーニング技術を応用し。従来のようにひたすらシミュレーションするのではなく、コンピューターが自ら学習を繰り返すことで、局面を見極めることを可能としたそうです。

これにより、従来の「演算能力の進歩」に大きく依存していたAIが、自ら考え、判断することにも可能性を示したことになります。

というビックリドンキーな世の中ですが・・・

このAI機能が、筑波大発のベンチャー企業のサイバーダイン(自立支援用や介護支援用のサイボーグ型ロボットを作っています)のHALに組み込まれたら、スゴイことになりそうですね。 義理の両親は今のところ元気ですが・・・義父は80歳近いのでこういった技術、アルファ碁の知能とHALの躯体がセット活用できるようになると本当に助かるのかもしれません。