住宅用家具の流行り☆

By | 2016年7月31日
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なかなかシビレル題名でスタートしましたが。

インテリアデザインの仕事を、これでもしているのですが・・・

住宅は範疇外なので、自宅の家具を選定するときには仕事同様
全体のコスト上限を決めて、割振りをするようにしています。
その中で、どこにお金を掛けるか、というポイントをしぼり、自分達の想定価格から逆引きで
商品を選定したわけですが・・・・。

参考に~と思ってSNSを見てみると・・・

「BoConcept」

の言葉が氾濫しています。

「え??」

ホントに??

カッシーナやアルフレックス等もあるのですが、高級な設えの方でも価格帯としてはかなり下の「BoConcept」
がいます。

そんなにいいの??(コントラクトでは使わないのですが・・・)

実際にお店に見に行っても、実はささるものがありませんでした。

TIME&STYLEやADCOREもいいと思うし、コンランショップやアクタスでデザイナーズ家具を購入してもいいような気もするのですが・・・

もう一つ気になるのが・・・
デザイナーズの家具でSNSに登場する椅子は決まって、
カールハンセン&サンのYチェア・・・。

他にもあるんですけどね・・・。
というかプロモーションで3~4脚購入すると1脚無料というのを以前にやっていたせいなのでしょうか??←どうもこういうプロモーションを見ると原価気になって買う気が無くなってしまいます。
(座面のロープは紙ですからね~。)

そればっかりを見かけると、さすがに「カタログを見ないんか!!」と突っ込みを入れたくなります。
(カールハンセン&サンで探すにしても、他にも素敵なイスがありますよ・・・。)

SNSとかの受け売りで、家具の選択肢を狭めるのはどうかな~なんて思います。
安い買い物ではないので。

ちなみに、自分の時は椅子は松屋で見かけて、その後サイトで確認し、職場にあったカタログで他にないかどうかも検討し
実際にカールハンセン&サンのショールームにも旦那様を連れていって何度も検討をして購入をしました。
テーブルは価格帯から、フリッツ・ハンセンのanalog tableと他の家具を選定し、旦那様にプレゼンした後に
やっぱりフリッツ・ハンセンまで行って実物を確認して購入しました。

すぐ見れるお店ですぐ買うというのは、情報の入手がしやすい昨今ではイマイチな感じがします。
情報量を多くして選択肢を増やし、そして、実際に商品を見て決めるという方が
世間の流れに左右されない「サビナイ」アイテムを購入できるような気がします。

みんなと同じアイテムを購入してばかりだと、せっかくSNSにUPしても刺さりませんよね。